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みなさんは心の底から「この人はわたしの親友だ…!」って言える人いますか?
僕は大学入学当初、体育のクラスがたまたま同じだった人たちと講義を受けたりしてたんですけど、なんか上っ面というか…全然本心で話せなくて。
結局フェードアウトしちゃって、後期からは一人で講義受けてました。
周りの目がちょっと気になったけど、授業が始まっちゃえばが気楽だったし。あと実際 誰も見てないだろうし。
ただ、社会人になってから親友が他県に転勤したこと、さらに僕自身もひとり暮らしを始めたことで、誰とも話さない日が増えて少し寂しい思いをしています…寂しすぎますね笑
「嫌われるくらいなら無関係のほうが気楽でいいや」って思って、人脈構築をおろそかにしてきたツケが回ってきたんだと思います。
で、どうやったら気を許せる知り合いとかできるのかなと思っていた折、少し参考になる考え方を見つけたのでメモしました。
認められるには“意見”が必要
まず仲間と認められたければ意見を言うことが必要だといいます。
というのも、周囲から求められるのは「考えることを放棄した結果の同意」ではなく「思考したうえでの意見」だから。
あるあるですが「何でもいいよ」と相手に丸投げしちゃうのは、そこに熱量の差があるから。
要するに「相手の方が良い意見を持っていそう」と思っているから丸投げしちゃうってこと。
でも相手が求めているのは「さらに良い意見」や「摩擦を起こさないこと」ではなく「考えること」「意見を表明すること」「議論すること」です。
だから、思考停止で同意してもキレられるってワケ。
友達グループ=〇〇の集合体
そもそもコミュニティとは「意見を言う人が集まり、意見を交わし、より良い方向へ話し合いを通じて運営するもの」だと。
だから「意見を言わない人」や「賛成だけ・反対だけの人」は要らないと言われてしまうんです。
意見を言わないってことは「何も考えたくない人(いわゆるフリーライダー)」だと認識されちゃいます。
「全ての意見がみんなと同じ人」もコミュニティへの貢献度はゼロ(付加価値がない)ってことになっちゃいます。
そんな人はいてもいなくても変わらないから、グループから外されていっちゃうというわけなんです。
“作業”だけする人もいらない
なかには「意見は言えないけど作業はちゃんとこなしている!」っていう人もいます。
でも、こういう人も仲間からは外されちゃうといいます。言われたことだけをやる人はアルバイトや外注で代替できちゃうからです。
わかりやすいのが家事。
もし「風呂・トイレ掃除を自分がやってます」みたいな人がいたら、それは単なる家事分担であって、家事に参画しているとは言えません。
求められているのは「どうやって家事分担をするか?を考えること」だからです。
今の時代、作業だけならロボットでも代替できちゃいますし。
関係ない(と思う)ことで練習
ただそうは言っても、いきなり意見なんて言えないよ…って思いますよね。
そんなときは自分に関係ない(と思う)ことから考えるのがおすすめだといます。
当事者でなければ、その問題について冷静に考えることができるからです。
ただし人生の問題の多くは、自分が当事者になるまで関係ないように思えるだけ。
いずれは当事者になるのだから、今のうちに考えておいて損はないといいます。
”専門外のことは知らない“じゃだめ
ちなみに、ちょっと本題から逸れますが…そもそも欧米諸国では専門分野以外の問題についても意見を言えるのが一人前らしいです。
日本では専門外の分野への口出しはタブーとされてますよね。ワイドショーとかでタレントが政治や経済についてコメントすると「何も知らないくせに語るな」と叩かれたり…
これは根幹に「意見が言えないのは知識がないからだ」という思い込みがあるから。
でも欧米では「意見が言えないのは何も考えていないから」であり「恥ずかしいこと」なのだそう。
そういう背景もあってなのか、アメリカの有名経営者の多くは、愛読書に「一般教養本」を挙げる人が多いとかなんとか。面白いですよね…!
逆に「専門外だから知りません」というのは、まさに「縦割り発想」です。
「専門外のことに意見するなんて生意気だ」みたいな組織にいると
- 意見を表明しないクセがつく
- 自分の意見を考えなくなってしまう
などデメリットしかないといいます。
もしこんな組織にいたらさっさっと抜け出して、もっと意見を求められる組織に移ったほうが良いかも…
「どちらとも言える」は何も言っていないのと同じ
なかには「Aともいえるし、Bともいえる」みたいなことを言う人もいるけど、これは何も言っていないのと同じで、逃げているだけだといいます。
なぜなら、そんなものは結果の要約にすぎないから。
たとえば、刑事が「犯人は男性かもしれないし女性かもしれない」なんて言ったら「何言ってるの?」ってなりますよね。そりゃ人なんだから男性か女性でしょって。
そもそも意見というものは偏ったもの。
だから「偏った意見は良くない」なんていうのは「何も考えてません」って言ってるのと同じなんです。
仲間から認められたければ、自分の意見を言い切ること。
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ってことで、まとめると
- まず自分の意見を表明すること
- 作業は代替可能。求められてるのは意見
- まず自分に関係ない(と思う)テーマで意見を言う練習をする
- 「専門外のことは知りません」では一人前にはなれない
- 中立な意見なんてないから、とにかく言い切る
って感じです。
とにかく誰かに仲間として認めて欲しければ、意見をどんどん言っていくことが大事ってことですね。
読んでて思ったんですけど、そもそも意見する=対立するっていう思い込みがあるから怖くなるのかなと。
議論ってより良い方向に向かうためにするものなんだから、なにも喧嘩腰でする必要もないし。
相手の意見を聞いて気づきがあれば、そこは素直に吸収できれば一番いいですよね。
どんどん意見言っていきましょう!
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