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社会人になってから毎日生きるのがツラい。
「仕事なんだから そんなの当たり前だろ」って意見もあると思うけど、もう正直消えたほうがラクなんじゃないかと思うくらいで。
で、なんでこんな気持ちになるのかな?と思って本を読んでいたら、まさにコレが原因だ…!と思える考え方を見つけたのでメモ。
生きづらさの原因は「学校的価値観」
最近は貧困でも病気でもないのに生きづらさを感じるヒトが増えてる(かくいう僕もそのひとり)
で、その原因が学校的価値観=「あたかも人生に正解があるかのように教える日本教育」による弊害なんだと。
わかりやすくいうと、要は「良い大学に入って正社員として安定した仕事に就き、家庭を持って子どもを育てることが幸せな人生だよね?」っていう価値観のこと。
で、こういう価値観が広がってしまうと
- 「勉強が不得意なヒト」
- 「組織のルールに自分を合わせるのが苦手な人」
- 「他の人と共同生活をおくるのが苦手な人」
といったヒトたちは苦しい思いをすることになると。まさにHSPとか内向的なヒトは当てはまってると思う。
こういう価値観に直面したとき、自分を強く保てる人は良いけど、「自分は周りと同じように出来ないダメなやつ」と自らを責めてしまう人もいます。
内向的な人はこのタイプが多いんじゃないでしょうか?
たとえば「男なんだから〇〇すべき」みたいな価値観に縛られると、そこからドロップアウトした男性は「自分は男として失格だ」という思い込みに苦しめられることに。
恥ずかしいですが、僕自身も「男らしくないから」って理由でフラれたことがあるので、男らしさというものには正直 苦しさを感じます。
こんなふうに、学校的価値観などによって「人生には正しいモデルがある」と思い込んでしまうと生きづらくなってしまうんです。
子どもに対する大人の役割
といったふうに、学校的価値観によって才能を潰してしまったり、好きなことで食べていく道が閉ざされてしまっているのだといいます。
不得意・興味のない勉強を強制されるから、そのうち「好きなことをする=わがままなこと」だと思ってしまうのだと。
で、これを踏まえたうえで大人の役目というのは子どもの進路を矯正することじゃなく、好きなことで食べていけるようにすることだといいます。「正社員として働いて家庭を持つこと」だけが正解じゃないってこと。
むしろ問題なのは「どう生きていきたいか」という自分の意見を持っていないこと、あるいは自分の意見があるのに周りと違うから怖くてその道を選べないことなんだと。
これ頭では理解できるけど、染み付いちゃってるから正直なかなか切り替えられない気がします…
でも「親の生き方をまねして生きればいいや」って思考停止してた結果、自分がどう生きたいのかわからなくなってる現状もあって。
やっぱり「世間がこうだから…」じゃなくて「自分は〇〇だと思うから〇〇する」に切り替えないとね。
答え合わせに時間を使うのはもったいない
で、自分の意見を持てたと思えても、世の中には答え合わせが必要なヒトがいるといいます。
(僕もそうですが)こういうヒトは、タイミング良く背中を押してくれる本や人に出会えればいいけど、そうじゃない場合悩むことに時間を浪費してしまうのだと。
こうなると他人に認められないと幸せになれないヒトになってしまうといいます。
でも極論を言ってしまえば、人からどう思われようが自分が幸せならそれで良いのだと。
以下の記事でも紹介しましたが、意見に正解はないからです。
むしろ「これが絶対的な正解です」とか示してくる人は詐欺師だと…
絶対と言えるまで考える
じゃあ、答え合わせをしなくても生きていけるようになるためにはどうすればいいのかっていうと、絶対と言えるまで考え尽くすことだといいます。
ここで言う絶対とは「自分が絶対正しい」ということではなくて「自分の考えは絶対ブレない」という意味。
そもそも日本における生きづらさの根源は画一的な生き方を押し付ける同調圧力にあるといいます。他者と違う意見を言うことは和を乱す・反感を買う良くないことみたいな。
でも欧米では、他者と違う意見を明確にするのは当たり前のことだといいます。たとえば、子どもに「キミの好きなおもちゃは?」と子どもに聞いてその理由も述べてもらう、みたいなことをするんだとか。
で、他の子から違う意見が出たときに「自分と違う意見=悪いこと」と考えずに、むしろなぜそう思ったのかという他者への関心につながるんだといいます。ここが日本との大きな違いなんだと思います。
こうやって普段から自分の意見を明確にしているから、答え合わせする必要もなく生きていけるのだと。
だから、これから必要なことは絶対といえるまで考えることが大事だと。自分の意見がブレるってことは、考える量が不足しているってことだといいます。
で、このとき特に大事なのが好きと思える分野・生き方を選んぶことだといいます。単純に好きじゃないことは考え尽くせないからです。
とにかく考えようってことですね。
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ってことで、生きづらさの原因は学校的価値観にあるよってはなしでした。
正直 僕個人としては、どうしても「結婚して正社員として定年まで働くのが正解」みたいな価値観から抜けきれない感じがあります。
親がそういう人生を歩んできたからというのがあるし、SNSやメディアでは多様な生き方をしている人がいるけど、それってその人だからできたんじゃ…みたいなふうに思っちゃうんですよね。
良くない発想だと自分でも思います。どうしたらできるか努力もせず、できない理由ばかり探して逃げてるだけだから。
でも、こんなこと言ってても何も変わらないし、親の時代とルールも大きく変わっているんだから、まずは自分が古い価値観に囚われていることに気付くのが大事なんじゃないかと思います…!
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