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夏のコーデは着心地だけを優先すると子供っぽくなりがち。
よく使うアイテムといえば
・半袖Tシャツ
・短パン
・サンダル
といずれもカジュアルなものばかり。
だからこそ、色・素材やサイズ感で工夫しないと夏休みの小学生みたいに⋯。
ただ最近の夏は暑すぎる。
こんなクソ暑いなか「オシャレは我慢だ」なんて言ってられないのが正直なところ。
かといってダサくはなりたくない…
そこで快適さとオシャレさを担保した真夏の半袖・短パンコーデを考えてみました。
- 半袖Tシャツ・短パンでも大人っぽくオシャレに見せる
- 部屋着としてもそのまま使える
- 海や川辺のアクティブなイベントにも対応できる
そんな実用性とオシャレを両立したコーデを紹介したいと思います。
具体的なアイテムはもちろん、おすすめのサイズ・カラーまで提案しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
紹介するアイテムはどれもまだ在庫があって今すぐ買えるものばかり。
気になるアイテムは売り切れる前にぜひチェックを。
オシャレと快適さを両立した夏の1マイルコーデ
個々のアイテムを紹介する前に、まずはコーデの全体像をお見せしたいと思います。

ポイントは全身ブラックで統一して子供っぽさを軽減したところ。
半袖Tシャツにショーツにサンダルと、どれもカジュアルなアイテムだからこそ、カラーは大人っぽい黒で揃える。
そうすることで少し大人っぽさを演出してみました。
こだわっているのは色だけではありません。
パット見ではわかりくいですが、実はサイズ感・シルエットにも工夫したポイントがあります。
この点については個々のアイテム紹介とあわせて説明したいと思います。
カットソー:UNIQLO U「ドライEXクルーネックTシャツ」
トップスはユニクロUの「ドライEXクルーネックTシャツ」。
サイズは身長173cm60kgでXLを選んでいます。

このTシャツの良いところはオシャレ見えするのに着心地が抜群なところ。
ユニクロのインライン(通常商品)でもドライEXのTシャツは展開されているんですが、ユニクロUのドライEXの方が断然おすすめです。
サイズは普段の着用サイズからワンサイズ上げています。
これはYラインシルエットを作るため。
コーディネートはトップスとボトムスのバランスで全体のシルエットが決まります。
そして、これまでの服飾史において「おしゃれに見えるシルエット」が確立されています。
それが
- Aライン(上が細くて下が太い)
- Iライン(上も下も細い)
- Yライン(上が太くてしたが細い)
の3つ。
服を合わせたときのシルエットがアルファベットの「A」「I」「Y」に似ていることから、このように呼ばれています。
このうちYラインは「上が太くて下が細い」というもの。
たとえば「上はオーバーサイズのジャケット(太い)で下は細身のスラックス(細い)」といった感じ。
シルエットは「太い・細い」だけでなく「面積」でも決まります。
たとえば、上に「丈の長いロングコート」を羽織れば、下はなにを履いてもだいたいYラインになる。
ということはショーツを履く場合、Yラインシルエットを作るのがもっともおしゃれに見えるというわけなんです。
そこでトップスのTシャツを少し大きめに着てバランスを取っています。
デザイン面でいうとマイクロメッシュの位置もポイント。
インラインのドライEXは汗を逃がすためのマイクロメッシュが脇と背中についています。
いっぽうユニクロUのドライEXは袖下のみ。
背中に大きくメッシュがついてるとスポーツウェア感が否めない。
でも脇部分だけなら、そこまで目立たないのでカジュアル着としても十分使える。
個人的にはメッシュの凹凸がより目立たないブラックがおすすめです。

袖下部分に縫い目がない「丸胴仕様」なのも大きなポイント。
縫い目の凹凸が肌に当たるとなんとなくムズムズするんですよね…。特に寝るときとか
でもこのTシャツは縫い目がなので着心地も抜群です。
またネックにややゆとりがあるので、首元がスッキリ見えて小顔効果も出せます。
人は顔の大きさを顔周りとの対比で判断します。
ネックが詰まっていると肌の露出する部分は顔だけになるので、顔の面積が強調されて大きく見えるんですね。
でも首元からのぞく肌面積を増やすことで、対比で顔も小さく見えるというわけ。
パット見はふつうのTシャツに見えるけど細かいところで差をつける。
こういう小さな積み重ねが大きな差になるんだと思います。
シルエットは今っぽいリラックスサイズ。
身幅は広く着丈はやや短い、いわゆる「ボックスシルエット」になっています。

身幅や袖丈が程よくルーズなので今っぽく着れて着心地も快適。
着丈が長すぎず短すぎない丁度いい長さなので、短パンにも合わせやすく使い勝手もいいです。
素材感もスポオーツウェア見えしない工夫がされています。
素材はインラインのドライEXと同じくポリエステルとナイロンの混合。
ですが、インラインのドライEXと比べてやや起毛感があり、安っぽいテカリ感・スポーツウェア感を打ち消してくれています。
それでいて生地はドライEX素材なので吸汗速乾。
汗を素早く吸収して全体に拡散する生地構造で、肌面にベタベタ感が残らなくて快適です。
パンツ:Patagonia「バギーズ・ロング」
パンツはパタゴニアの「バギーズ・ロング」。
サイズは身長173cm60kgでMを選んでいます。

このショーツもオシャレと機能性を両立したアイテム。
おすすめできるポイントはいくつかあるんですが、個人的に一番嬉しいのはノーパンで履けるところ。
真夏の炎天下だと、座ってるだけでもパンツの中が汗で蒸れてきて気持ち悪い。
でもパタゴニアのバギーズは中にメッシュライナーが付いているので、水着みたいにノーパンで穿けて通気性も抜群です。
それでいて見た目は水着感がまったくないのでタウンユースも全然できる。
こういう「見た目と機能を両立しているアイテム」が個人的にはかなり好きです。
耐久性の撥水加工が施されているので海や川にも全然入れます。
あくまで耐久性なので永久に持続するわけではありませんが、そもそもナイロン100%ですぐ乾くのでそこまで大した問題でもないのかなと思います。
色はブラックと表記されていますが、実際は炭黒(インクブラック)に近い感じ。
同じ黒でも素材によって色の差が出るので、上に黒のTシャツを着ても単調にならずオシャレに見せることができます。
また先述の通り、バギーズ・ロングはノーパンで履けるので夏・初秋は洗濯物がTシャツと短パンの2着だけで済む。
面倒くさがりな僕としてはかなり高評価ポイントです。
ちなみに適正サイズですが、個人的にはワンサイズアップがおすすめ。
脚が細く見えるショーツの黄金比は「幅広」だからです。
ショーツの裾幅が広いと、その分対比で脚が細く見えるんですね。
バギーズ・ロングはナイロン100%でハリがあってパンツの裾幅が広がるから、しっかり脚が細く見えます。

なので多少ウエストが緩いくらいであれば、ワンサイズ上を選ぶことをおすすめします。
僕は身長173cm60kgでウエストのジャストサイズはSサイズですが、Sだと裾幅はやや物足りない感じがします。
動きやすさ最重視ならこれでもOKですが、おしゃれと実用性の両方を担保したいならMサイズ一択。
Mサイズまでならドローコードを縛らなくても履けるので、ワンサイズ上げて穿いています。
ちなみにLサイズだと、ドローコードを縛らないとずり落ちてきてしまいます。
「部屋着なのにいちいち紐を縛らないと穿けない…」というのが僕は面倒だったので、Mサイズにしました。
シルエット・見え方を最優先したい人はLサイズがおすすめです。
このバギーズ・ロングは丈感も絶妙なんです。
脚の長さは露出している面積で決まります。
そして脚を長く見せるベストなショーツの長さは「膝上丈」。
膝上丈だと見える面積が増えるので、より脚が長く見えるわけなんですね。
最初は脚を出すのに抵抗を感じる人も多いと思います。
でも恥ずかしいからと「膝下丈・七分丈」などの中途半端な丈のパンツを穿くと、かえって短足に見えてしまうんです。
もちろん膝下丈のパンツが全てNGなわけではないですが、難易度は格段に跳ね上がります。
おしゃれな人があえて履くことはあっても、初心者のうちは避けるのが無難でしょう。
ただし短すぎるのもNGです。
過度な露出はかえって逆効果だし、そもそも男性の脚見せが万人受けしないことは自明。
太ももが半分以上見えるような短すぎるショーツも避けたほうが吉です。
シューズ:KEEN「UNEEK」
シューズはKEENの「UNEEK」がおすすめ。
サイズは足長約26cmで27cmを選んでいます。
やや小さめの作りなので0.5〜1cmほどサイズアップ推奨です。

KEENのUNEEKは2014年に誕生。
いまや定番アイテムですが、これだけ「デザインフルかつ履き心地も抜群に良い」というスニーカーサンダルはなかなか少ないと思います。
編み込みのデザインから素肌が見えるので、全身ブラックのコーデでも重い感じがしません。
シルエットも甲が低くスマートなので、パンツはワイドでもスリムでもショーツでも合います。
いっぽうボリュームのあるサンダルはパンツを選びます。
短パンやスリムパンツに合わせると足元ばかりが目立ってしまい、ボテッとしてミッキーみたいな感じに…

デザインだけでなく機能面も充実しています。
メッシュなので通気性も良く、足が蒸れることがないのも高評価ポイント。
なにより歩きやすい。これが一番重要だと思います。
厚底のプラットフォームサンダルもかっこいいですが、長時間履くと疲れやすかったりします。
同じくサボやミュールもカッコいいけれど、かかとが無いシューズで長時間歩くのは身体に負担がかかる。

でもUNEEKは薄底でかかともしっかりホールドされているので、長時間履いても疲れにくいです。
最近は疲れにくさを売りにした厚底スニーカーも目にしますが、身体への負担を考えれば薄底一択。
厚底だとソールが厚い分、多少変な足のつき方をしても歩き続けることができます。
でもそれが続いて悪いクセになると、必ず一部の筋肉や関節に過度な負担がかかり痛みを引き起こします。
一度クセがつくと修正するのは大変で、自分では正しく歩いているつもりでも姿勢が崩れていたりするもの。
長時間の着用や場所を選ばない汎用性を考えると、やはり薄底サンダルに軍配が上がるのかなと思います。

野外フェスやグランピングなどのアクティブなイベントにピッタリ。
同色系のソックスを合わせればよりスニーカーっぽく見せることもできます。
コーデのアクセント外しとして、ホワイトやオレンジなどのカラーソックスを合わせるのも楽しい。
カジュアルにもドレスにも合わせられる1足は持っていて間違いないスニーカーサンダルです。
ハット:KANGOL「ウォッシュドバケットハット」
ハットはKANGOLの「ウォッシュドバケットハット」がおすすめ。
身長173cm60kgでMサイズを着用しています。
帽子のサイズは頭の大きさによって人それぞれなので、あまり参考にならないかもしれないですが…だいたいMかLで大丈夫かと思います。

帽子というと「ベースボールキャップ」を選ぶ人が多いかと思います。
ですが、夏のカジュアルなコーデに合わせるべきは「バケットハット」。
なぜならバケットハットは大人っぽさを足してくれるアイテムだから。
実は帽子にもドレス寄りなものとカジュアル寄りなアイテムがあるんです。
ベースボールキャップは名前の通り、野球をするときに身につける帽子。
つまりスポーツをするときに身につけるものだから、カジュアルなアイテムに分類されます。
一方、ハットはスーツに合わせて着用します。

バケットハットをスーツに合わせるわけではないですが、「つばが広いハット」という点は同じ。
なのでバケットハットは、どちらかというとドレス寄りのアイテムに分類されます。
冒頭でも触れたように、夏のコーデは気を付けないと子供っぽくなりがち。
とくに「半袖Tシャツに短パンにサンダル」は定番だけど「ド」がつくほどのカジュアルコーデ。
20代後半以上の男性であれば、やはりどこかに大人っぽさが欲しいところ。
そこでピッタリなのが”バケットハット”というわけです。
比べてみると一目瞭然ですが”Tシャツ短パン”に”キャップ”を合わせると、どことなく夏休みの小学生感が…

ラフだけど全身黒&ハットで大人っぽさも担保

全身黒でも子供っぽさをカバーしきれず…
「日本人男性がおしゃれに見えるドレスとカジュアルのバランスは7:3である」
これはファッションインフルエンサーのMBさんが提言した理論ですが、本当にその通りだと思います。
脚長で顔の彫りが深い欧米人であれば、Tシャツ短パンにキャップを合わせてもカッコよくサマになります。
でも胴長短足で顔の彫りも浅い日本人がそのまま真似ると、どこか子供っぽくなってしまう。
だからもともとの素材(身体・顔つき)が子供っぽい日本人男性は、服装をややドレス寄りにすることでバランスを取る。
試してみればわかりますが、この原則を守るだけで誰でもオシャレになれます。
もちろんTPOに合わせて7:3のバランスをあえて崩すのも全然ありです。
ただ帽子ひとつで印象が変わるくらい、ドレス(大人っぽさ)とカジュアル(子供っぽさ)のバランスは重要。
いつも被り慣れたキャップではなく、ぜひバケットハットに挑戦してみてください。
おしゃれな人がかぶってるイメージもあって最初は抵抗があるかもしれませんが、見慣れるとなんとも思わなくなります。
それにかぶっている人が少ないということは、かぶるだけで簡単に差別化できるということ。
おしゃれの本質は差別化にあるので、そういう意味でもバケットハットはおすすめです。
ちなみに同じ”つば広のハット”という点ではサファリハットもおすすめです。

キャンプやバーベキューならサファリハットのほうが雰囲気に合うかもしれないですね。
ただ素材感や用途を考えると、バケットハットよりはややカジュアルかなと思います。
普段使い用なら、個人的にはバケットハットのほうをおすすめします。
おまけ:じつは小物やバッグのほうが重要
ここまでTシャツ、ショーツ、サンダルのおすすめをそれぞれ紹介してきましたが、最後に小物やバッグについても少し触れて置きたいと思います。
もし
「小物やアクセサリーなんて無くても大して変わらないでしょ」
なんて思っていたら要注意。
必ず最後まで読んでください…!
人の視線は身体の先端に集中します。
先端というのは、顔周りや腕、足首などです。
視線が集中するということは、それだけ影響も大きいということ。
とくに「首、手首、足首」はアパレル業界で「3首」と呼ばれるくらい、重視されているのだとか。
それは彼らが、先端の印象が全体を左右することを知っているからに他なりません。
ものは試しということで、今回紹介したコーデを「小物ありver.」と「小物なしver.」で比べてみましょう。


ハットとサングラス、バッグがないだけで、どことなく物足りなさを感じますよね。
僕はこのコーデで外に出るときは、たとえ近所を歩くときでも、ハット・サングラス・腕時計はマストでつけています。
鏡の前で見比べるとわかりやすいんですが、同じTシャツ短パンでもアイテムを足していくとオシャレに見えるんですよね。
少しづつコーデが完成されていく感じがあるというか。
一概に多ければ多いほどいいというものでもないですが、やはり何もないのはどこか寂しいもの。
たかがハット、たかがサングラスに思えるかもしれませんが、まずはひとつで良いので試してみてください。
最初は見慣れないかもしれませんが、慣れれば違和感を覚えることもなくなります。
むしろ差別化が効いてオシャレに見られること間違いなし。ぜひ挑戦してみてください。
ちなみに今回のコーデではボディバッグを使用していますが、トートバッグなどもおすすめです。
おすすめはL.L.Beanのグローサリートート
。

とにかく丈夫なキャンバス地なので、ガツガツ使っても全く問題ありません。
同色のブラックで合わせてもいいし、オリーブカラーでアクセントをつけてもよし。
日用品・食品の買い物用バッグとして、これ使ってたらめちゃくちゃオシャレですよね。
みんなが手を抜くところでオシャレに気を使えると、簡単に差別化できるのでおすすめです。

ちなみに僕はジムに行くときのジムバッグとして使っています。
かなり容量が大きいので、ランニングシューズやトレーニングウェア、タオルなどを入れても全然収まっちゃいます。
なにより4,290円という価格。
キャンバス地のトートバッグに数万円も出すのはちょっと…というのが正直なところ。
そんな人もこの価格なら手を出しやすいのではないでしょうか。ぜひ一度手にしてみてください。
さいごに「小物やアクセサリーにお金をかけるべき理由」について、少し触れたいと思います。
服を買うときはTシャツやパンツについついお金をかけがちなもの。
試着したり手持ちの服と合わせるとわかりやすく印象も変わりますし、買い増したくなる気持ちもわかります。
でもコスパよくおしゃれになりたいなら、一番お金をかけるべきは服ではなく小物やバッグ・革靴です。
小物やバッグがしっかりしたものだと、服もそれらに引っ張られて高見えするからです。
アクセサリーやバッグは素材の安っぽさが目立ちやすいもの。
中途半端に安いものを買って「なんだか安っぽいな…」と思って手放すくらいなら、良質なものを長く愛用したほうが断然コスパも良いです。
それにメンズの小物やバッグは、レディースに比べてトレンドのスピードが緩やか。
バッグやアクセサリーを身に着ける男性が少ないから、その分トレンドの回りも遅くなるんです。
なので小物に投資すれば一気にオシャレになれるし、長く愛用できる。
「低価格高見えする服」をユニクロ・GUなどで揃えたら、服を買うのは一旦ストップ。
小物やバッグ、革靴にお金をかけるのがおすすめです。
まとめ:おしゃれなコーデで私服をパターン化
ということで、オシャレと実用性を両立した夏の1マイルコーデを紹介してきました。
コーデを考えるのは楽しいけど、さすがに毎日となると面倒だし辟易してくるもの。
だからこそ、ルームウェアや1マイルウェアは固定化・パターン化してしまうのがおすすめです。
今回紹介したコーデを丸パクリするもよし。
「全部同じはちょっと…」という人は、ショーツの色だけ変えたり、小物やバッグで変化をつけるのがおすすめ。
紹介したアイテムは↓にまとめてあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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